医療モール/クリニック

事業背景

病院建替えの実例:ワンダーランド
千葉市美浜区の幕張本郷駅周辺は、都心や幕張新都心のベッドタウンとして栄える、人口密度の多い地域です。
そこで診療をされている小児科さまより、診療所を移転して建てたいとのご依頼をいただきました。院長先生は、20年以上ビルテナントで診療を続けてこられ、地域のお母さんを応援したいとの思いから、病児保育室も運営しています。
この先も診療を続けていく想いが強くあり、自らの建物を建てる必要があるとのお話でした。先生の仰る「生涯現役」の地域医療を実現すべく、プロジェクトが動き出しました。

課題

  • 現在の環境を可能な限り維持しつつ、生涯現役で診療が続けられる建物を計画すること。
  • 医業収入以外の返済原資を確保したい。
  • 患者さまの通院を考え、現在の場所から近い土地を選定すること。

提案

  • 病院建替えの実例:ワンダーランド
    小児科や病児保育室と特に相性が良い「プチモンド(南欧風)」建築としました。末永く診療していただくため、建物は耐用年数の長い鉄筋コンクリート造地上3階建てとし、そのうえで駐車場は可能な限り台数を確保しました。これまで診療されてきた小児科を1階に、病児保育室は2階に配置しています。
  • 病院建替えの実例:ワンダーランド
    建物の1階に調剤薬局を誘致し、2Fには診療所テナント区画とする計画としました。更に最上階には、ヤングファミリー向けのデザイナーズマンションを3戸併設することで、借入金の返済原資にあてる計画としました。
  • 病院建替えの実例:ワンダーランド
    移転場所の提案から行いました。当時ビル診を行っていた建物から程近い、緑の多い公園のすぐ側の住宅街としました。
効果
建物の名称は、院長先生が思い入れのある不思議の国のアリスから、「ワンダーランド」としました。
長い間地域のために尽くしてこられた先生ですので、移転前より地域に広く認知されていました。リニューアルを経てますます盛業されています。クリニックと病児保育室は変わらぬ体制で安心感を、更にかねてよりお付き合いのある調剤薬局を迎え、医療テナントには新たに耳鼻咽喉科が新規開業しました。
賃貸マンションはヤングファミリーに使いやすい間取りで、好評のうちに即満室となりました。
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