【お役立ちコラム】患者様に優しい待合室空間
建替え・開業
医療・介護に特化した総合ディベロップメントを行うKudoカンパニーです。
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今回は、医院の建替えや改修を行う際に、当社が重視している待合室空間の「色」のポイントを2点お話いたします。
誰しも診療にかかる際には、多少の差はあれ緊張を伴うものです。
そこで当社では、患者様が滞留する待合室は、リビングの様なあたたかさを感じられる、
緊張感がやわらぐ空間を考えてプランニングを行っております。
重視するポイントの1つ目は、「照明の光の色」です。
照明の色温度(光の色を数値で表現するもので、単位はケルビンです。色温度の数値が高いほど寒色系に見え、
色温度の数値が低いと暖色系に見えます。)
当社では、待合室空間は、電球色(約3000ケルビン)や温白色(約3500ケルビン)を選定しております。
電球色は朝日や夕日に近い色で、自然に触れている機会が多い色温度であることから、
落ち着いたリラックスできる空間を演出してくれます。
温白色はあたたかさと、明るさを持ち合わせていることから、
ご年配の患者様が多いクリニックはこちらをお勧めします。
ただし、診察室や処置室に低い色温度の照明を使用することは、原則としてお勧めしません。
赤みのある光は、患者さんの顔色が分かりにくくなることにつながるからです。
また、赤みのある光で必要以上に明るさを得ようとすると、暑苦しい雰囲気になってしまうこともあります。
一方で色温度の高い光は、機能面を重視する場所や現代的な雰囲気を作り出すことに向いています。
当社は空間での作業内容に応じて使い分けています。
重視するポイントの2つ目は、「内装仕上げの色」です。
若い人ほど、スッキリとした白を基調とした空間を好み、日本人のどの年代も白の壁色を好む傾向にあります。
空間を広く見せ、閉鎖的な印象にならず、清潔感を感じるという点ではクリニックに向いています。
しかし、白は、光を反射し明るくする特徴を持つ反面、多くの日光が差し込む待合室は、目が疲れてしまうことがあります。
また、白は緊張感を高めるという研究結果があるため、使い方にも気を付ける必要があります。
そのため患者さんの滞留時間が長い待合室では、濃い色の壁紙を一部分に使用したり、
待合室の全体を淡い色の壁紙を使用するようにして、良い居心地となるようプランニングを行っています。
医院の建替えは費用面などハードルが高いかと思いますが、上記のように照明の色温度を変えること
(部屋の色温度は統一したほうが落ち着きます)や、壁紙の貼替は医院の建替えよりも気軽にできるのではないでしょうか。
待合室がリラックスできる空間になると、医院全体のイメージアップにもなり、集患にも繋がります。
このようなデザインの面からも、医院建替えや、改修の際のサポートをさせていただいております。
また、院長先生や事務長からご要望がございましたら、院内の雰囲気を考慮した待合室のカーテンやソファ、
その他の備品のご提案もいたします。
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