プチモンドさくら

事業背景

病院土地活用の実例:プチモンドさくら
地域のオーナーさまより、医療・介護業界の今後を見据えつつ、地域のためになる事業提案の依頼がありました。場所は、千葉県佐倉市の佐倉インター近く。地元で育った企業の社会的責任や恩返しとして、近隣に住まう人々に安心を提供できるような施設を作りたいのだと伺いました。偶然にもこの時期に従来の高齢者賃貸に代わり、新たに「サービス付き高齢者向け住宅」を国が定め、整備し始めようとしていました。そこでこの「サ高住」を開発し、更に運営やマスターリースを当社で請け負うという事業スキームが浮上しました。初めてだらけの計画……Kudoカンパニーの挑戦が始まりました。

課題

  • オーナー企業のCSR(企業の社会的責任)を満たすプロジェクトとすること。
  • 資産運用モデルとして、安定した利回りを確保すること。

提案

  • 病院土地活用の実例:プチモンドさくら
    国から認可されて間もない「サービス付き高齢者向け住宅」に、医療モールを組み合わせる計画を提案しました。そこに住まう入居者さま同士や地域のつながりを大事にし、働くことで賃金が得られる、「仕事ができる」仕組みづくりを加えることで、更なる差別化を図りました。
  • 病院土地活用の実例:プチモンドさくら
    建物全体をマスターリースとすることで賃金(収益)の安定化を図り、テナントの管理などオーナーの経営リスクを軽減する計画としました。
  • 病院土地活用の実例:プチモンドさくら
    地域の生活を守る盾の中に、平代名の「さ」をあしらったシンボルマーク。
    使用している色は、「春夏秋冬」すなわち生活を表しています。
  • 病院土地活用の実例:プチモンドさくら
    建物は、全体的に南欧風に統一されており、「高齢者向け」という雰囲気が感じられないおしゃれなデザインになっています。
    現在は本館(右図の緑色の部分)のみ運営されています。今後は敷地内に第二期計画(右図のオレンジ色の部分)が予定されており、新たに介護棟、牧場・ドッグラン、農園などが設けられます。
    豊かなセカンドライフの姿を想い描いてください。
効果
当初は「サ高住」自体の知名度がほとんどなく、入居者3人からのスタートでしたが、そのユニークな取り組みや建物がTV等に紹介され、徐々に入居者さまが定着しはじめました。地域に開かれた1階の医療モールは常に人々が行き来しています。また2期工事としてヤギ小屋や菜園が整備され、そこで働く入居者さまは、もともとの介護度が下がるくらいに元気な毎日を送っています。現在では満室の状態で推移しており、別棟の建築が目下計画中です。
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